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「みきさとのうまいもん」発刊にむけて

 

 

 三木里地区は、賀田湾の北岸、熊野古道「八鬼山越え」「三木峠・羽後峠」の登り口の町として、世界遺産のふもとに位置しています。そして、紀伊半島随一といわれる白砂青松の「三木里ビーチ」、一年中野鳥の観測ができる散策道の「野鳥の小径」など、自然に恵まれた地形と共に、江戸時代の面影が残る町並みを有した大変美しい自然と歴史の町です。
 平成20年には、熊野尾鷲道路「三木里インターチェンジ」が開通し、平成25年9月には、熊野尾鷲道路が熊野市まで共用されるなど、交通の利便性もずいぶん高まりました。
 私たちはこれまで、尾鷲市役所と一緒にグリーンツーリズムや健康増進の町づくりを進めてきました。また、今と将来の三木里のまちおこしをどう展開するか、という課題については、三重県の集落支援モデル事業において、慶応義塾大学、尾鷲市と共に1年余り話し合いを重ねてきました。 その結果、地元で昔から親しまれている料理を中心にした「食」をテーマに、まちおこしに取り組むことになりました。

 三木里の恵まれた自然環境の中で育まれた食と食材、地域資源を紹介する「みきさとのうまいもん」は、三木里地区グリーンツーリズム推進会議を中心に地区住民の有志で、手作りレシピ集としてまとめられました。普段の三木里の生活の様子や歳時記が、この「みきさとのうまいもん」と共に伝われば幸いです。
 「みきさとのうまいもん」を手に取られた皆様、是非、紀伊半島の自然、歴史、文化を象徴する町である三木里に、とっておきの「うまいもん」を食べに来てください。住民みんなでお待ちしております。

三木里地区会 会長 浜口久義

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